ウソつき [片思い]
あたしはウソつきだ
他の誰かにウソをついてるとかじゃなく
自分にウソをついている
いまあたしは
片思いの彼が好きなのだ
けれど
自分のことを守るため
そうじゃないのだとウソをついている
毎日毎日ウソをつき続けている
夫との心の距離をが埋まらないから彼に走っているのだと
彼は身代りに過ぎないのだと
そうかもしれない
彼が地元に帰り会えない期間が長くなればなるほど
きっと
この気持ちも風化する
いつかなかったことになる
時間がたつということはそういうことだから
今までもそうだったじゃんかｗ
だから、もうちょっとだけがまんしようぜｗ
ちゃんと見送るってきめたんだ あたし
ちゃんと
ちゃんとちゃんと！
涙があふれる。
自分がウソつきだってことじゃなくって
彼を大切に想ってきた時間をなかったことにすることがいやだと
この期に及んでもがいている。
身の程知らずがｗ
調子こいてんじゃねえよｗｗｗ
自問自答するたびに心臓がちくちくする。
他の誰かにウソをついてるとかじゃなく
自分にウソをついている
いまあたしは
片思いの彼が好きなのだ
けれど
自分のことを守るため
そうじゃないのだとウソをついている
毎日毎日ウソをつき続けている
夫との心の距離をが埋まらないから彼に走っているのだと
彼は身代りに過ぎないのだと
そうかもしれない
彼が地元に帰り会えない期間が長くなればなるほど
きっと
この気持ちも風化する
いつかなかったことになる
時間がたつということはそういうことだから
今までもそうだったじゃんかｗ
だから、もうちょっとだけがまんしようぜｗ
ちゃんと見送るってきめたんだ あたし
ちゃんと
ちゃんとちゃんと！
涙があふれる。
自分がウソつきだってことじゃなくって
彼を大切に想ってきた時間をなかったことにすることがいやだと
この期に及んでもがいている。
身の程知らずがｗ
調子こいてんじゃねえよｗｗｗ
自問自答するたびに心臓がちくちくする。
よろこばなきゃいけないの？ [片思い]
今朝上司様から突然の通告があった
「A君（彼）が今月いっぱいで本社(関東圏)にもどることになったから、いろいろ引き継ぎをよろしく」
え…?なにそれ…
頭の中に一番に出てきたコトバ
彼が本社に戻ることは彼自身にとって喜ばしいことで
これから先も自分の得意分野で花を咲かせる人だと思うから
うん
うん
これでいいんだよね？
喜んであげなきゃいけないんだよね？
あたし別に付き合ってるわけじゃないし
まあ、好きだけど
でも
好きならその人のことを応援するのが当たり前だもんね
そう心に決めたじゃんか！あたし！！！
相手にされてないんだからいいじゃん！
こっち年増だし既婚者子持ちだし！！！
そもそも同じ土俵に立ってないじゃんかｗｗｗ！
これでちゃんと諦められるじゃん？ね？あたし。
良かったんだって思えるように
ちゃんと見送ろう！ね？あたし。
がんばれ！あたし！
「A君（彼）が今月いっぱいで本社(関東圏)にもどることになったから、いろいろ引き継ぎをよろしく」
え…?なにそれ…
頭の中に一番に出てきたコトバ
彼が本社に戻ることは彼自身にとって喜ばしいことで
これから先も自分の得意分野で花を咲かせる人だと思うから
うん
うん
これでいいんだよね？
喜んであげなきゃいけないんだよね？
あたし別に付き合ってるわけじゃないし
まあ、好きだけど
でも
好きならその人のことを応援するのが当たり前だもんね
そう心に決めたじゃんか！あたし！！！
相手にされてないんだからいいじゃん！
こっち年増だし既婚者子持ちだし！！！
そもそも同じ土俵に立ってないじゃんかｗｗｗ！
これでちゃんと諦められるじゃん？ね？あたし。
良かったんだって思えるように
ちゃんと見送ろう！ね？あたし。
がんばれ！あたし！
やっぱ知らなかったか [両想い]
家族でカラオケに行った
私は彼が今どんな曲が好きなのかあらかた知っている
いま娘も同じアーティストにはまっているからなおさらだ
彼らはいつものように自分の好きな曲をどんどんいれている
私も自分の好きな曲を入れた
私が選んだ曲のタイトルが出ると彼が驚いた顔をしていた
いつ覚えたの？ってきかれた
するとすかさず娘が
「お母さんの車の中でいつも聞いてるんだよ」とフォロー
全然知らなかった と つぶやきつつ
私の歌をきいてくれていた
夫とはそういうものなのだろうね
妻の好みなど興味のないジャンル
興味が出てくるのは誕生日とかクリスマスとかイベントが近づいてきたときくらい？ｗ
いあ、妻の好みじゃなく
妻に興味がないのだろうねｗ
妻はもう女じゃない
彼女じゃない
そういうことなのでしょうね
私は
私は
あたしは...
これから先も彼に寄り添うわけで
ともに年を重ねていこうとしているわけで
ほんとの意味でおしどり夫婦になりたかったな
お互いを思いやる
ただそれだけでいい
そう それだけでいいのよ あなた
いつか それに気づいてくれるかなあ
私は彼が今どんな曲が好きなのかあらかた知っている
いま娘も同じアーティストにはまっているからなおさらだ
彼らはいつものように自分の好きな曲をどんどんいれている
私も自分の好きな曲を入れた
私が選んだ曲のタイトルが出ると彼が驚いた顔をしていた
いつ覚えたの？ってきかれた
するとすかさず娘が
「お母さんの車の中でいつも聞いてるんだよ」とフォロー
全然知らなかった と つぶやきつつ
私の歌をきいてくれていた
夫とはそういうものなのだろうね
妻の好みなど興味のないジャンル
興味が出てくるのは誕生日とかクリスマスとかイベントが近づいてきたときくらい？ｗ
いあ、妻の好みじゃなく
妻に興味がないのだろうねｗ
妻はもう女じゃない
彼女じゃない
そういうことなのでしょうね
私は
私は
あたしは...
これから先も彼に寄り添うわけで
ともに年を重ねていこうとしているわけで
ほんとの意味でおしどり夫婦になりたかったな
お互いを思いやる
ただそれだけでいい
そう それだけでいいのよ あなた
いつか それに気づいてくれるかなあ
ﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞ? [片思い]
「ダイジョブ？」って聞くと
必ずと言っていいほど「大丈夫」と返してくる彼
心配かけまいとして気丈にふるまっているのか
はたまた詮索されるのが嫌でめんどくさくてシャットアウトの返事なのかはわからないけど
職場の気になる彼は仕事人間で
集中力がハンパない
だから私も足を引っ張らないようにしてきた
ある日のこと
彼が体調をまた崩して会社を休んだ
今までもこういうことがあり
職場のパートのおばちゃんたちが彼の批判談義を繰り広げている
でも
このパートのおばちゃんたちが原因でもあるんだよね
この人たちがちゃんと仕事をしていれば、彼はあれこれと気を使うことはなかった
立場上中間管理職ならではの板挟みになることはしょっちゅうで
現場の仕事がうまく回るようにしてくれて
批判する前に彼女たちは感謝しなければいけないのに
あろうことかどんどんわがままになり
今では自分たちが天下を取ったつもりでいる
私は彼女たちには何も言えないのだが
何か気になる発言や行動がおばちゃんたちに見られたときは記録をし
上司（彼より上の人）に報告している
明日は彼に会えるだろうか
少しでも元気になってまた一緒に仕事がしたい
必ずと言っていいほど「大丈夫」と返してくる彼
心配かけまいとして気丈にふるまっているのか
はたまた詮索されるのが嫌でめんどくさくてシャットアウトの返事なのかはわからないけど
職場の気になる彼は仕事人間で
集中力がハンパない
だから私も足を引っ張らないようにしてきた
ある日のこと
彼が体調をまた崩して会社を休んだ
今までもこういうことがあり
職場のパートのおばちゃんたちが彼の批判談義を繰り広げている
でも
このパートのおばちゃんたちが原因でもあるんだよね
この人たちがちゃんと仕事をしていれば、彼はあれこれと気を使うことはなかった
立場上中間管理職ならではの板挟みになることはしょっちゅうで
現場の仕事がうまく回るようにしてくれて
批判する前に彼女たちは感謝しなければいけないのに
あろうことかどんどんわがままになり
今では自分たちが天下を取ったつもりでいる
私は彼女たちには何も言えないのだが
何か気になる発言や行動がおばちゃんたちに見られたときは記録をし
上司（彼より上の人）に報告している
明日は彼に会えるだろうか
少しでも元気になってまた一緒に仕事がしたい
パートナーのこと [両想い]
私にはパートナーがいる
彼と出会ってかれこれ２０年になるであろうか
私たちは本当に純粋に惹かれあい
当然のように結ばれた
そして神前に誓い合ったお決まりの約束を守りながら
家族として支えあっている
お互いがいることがとても当たり前になり
私たちはこのまま年を重ねていくのだろうなと
思う。
ここのところ
自分がわからなくなるまでは、ね
日本人だからなのかもしれないが
その文化に乗っかって
謙遜するのだが
私は自分のことに自信を無くしつつあり
希望を見いだせず
何か災いが家族に降りかかるたびに自分を責めた
嫁という立場上責任をよく問われるのだが
私があの時あれをしていればよかったとか
後から考えればそれは仕方なかったのだと言えることでも
常に自分を責めている
パートナーである彼も生活を守るのに必死で
心身ともにぼろぼろになって帰宅することが増えた
夫婦間に余裕がない生活が今もなお続いている
「にげちゃだめなんだ」
「じぶんがえらんだみちなんだ」
「あまえちゃだめなんだ」
気が付いたら
あたしの居場所がわからなくなっていた
私はどこに気持ちをゆだねればいいの？
私は何を信じればいいの？
どうしてこんなにさみしいの？
彼と出会ってかれこれ２０年になるであろうか
私たちは本当に純粋に惹かれあい
当然のように結ばれた
そして神前に誓い合ったお決まりの約束を守りながら
家族として支えあっている
お互いがいることがとても当たり前になり
私たちはこのまま年を重ねていくのだろうなと
思う。
ここのところ
自分がわからなくなるまでは、ね
日本人だからなのかもしれないが
その文化に乗っかって
謙遜するのだが
私は自分のことに自信を無くしつつあり
希望を見いだせず
何か災いが家族に降りかかるたびに自分を責めた
嫁という立場上責任をよく問われるのだが
私があの時あれをしていればよかったとか
後から考えればそれは仕方なかったのだと言えることでも
常に自分を責めている
パートナーである彼も生活を守るのに必死で
心身ともにぼろぼろになって帰宅することが増えた
夫婦間に余裕がない生活が今もなお続いている
「にげちゃだめなんだ」
「じぶんがえらんだみちなんだ」
「あまえちゃだめなんだ」
気が付いたら
あたしの居場所がわからなくなっていた
私はどこに気持ちをゆだねればいいの？
私は何を信じればいいの？
どうしてこんなにさみしいの？
タグ：恋愛 結婚
アシカセ [片思い]
何年か前
職場の人が仕事中に倒れた
その人は彼に意地悪をしていた人で
王様気取りをしていた人
いつもずるくて調子が良くて
まじめに仕事をしている人に対して
「あいつはいつも適当なやつだ」と吹聴していた
私は彼がどんどん追い込まれていくのがつらくて
時々こっそり励ましていたつもりだったが
そんな余裕すら彼にはなかったのかもしれない
彼はますます仕事をするようになった
そんな中での出来事だった
王様が倒れて
救急車を呼んだ
王様の家族に連絡を取るために
やむを得ず王様の携帯電話を手に取った
画面を見た瞬間凍り付いた自分がいた
仕事中なのに
休憩時間じゃないのに
王様は彼女に分刻みでメールを送っていた
それもかなりプライベートな
下ネタ満載の
メール送信履歴がそこにはあった
スマホを使い慣れていない私は余計にあせり
電話帳を開くことができなかったので若いスタッフにとりあえず交代してもらった
私は王様に付き添い救急車に乗ることになった
その間彼は他のスタッフと一緒に
王様のことを気遣い
その時できることを一生懸命してくれた
あんなにいじわるされてたのに
この人はちゃんと周りを見てくれる人なんだと
改めて感じて
そしてほっとした
病院で私は王様のご家族に状況を説明し
職場に残っている彼に連絡をした
私が財布を持たずに病院に来たことを察して迎えに来てくれた
車の中で何を話したのかあまり覚えていないけど
今後仕事の流れがどう変わるのかわからない不安と
今彼と二人きりで車に乗っていることの嬉しさが背中合わせになっていて
不謹慎とは知りながらも
その時間が宝物となった
彼はきっと自分がすべきこととして
仕事の一環として行動したにすぎないのだろうが
彼がしばらく王様の餌食になることがないのだと思うと
うれしかった
職場の人が仕事中に倒れた
その人は彼に意地悪をしていた人で
王様気取りをしていた人
いつもずるくて調子が良くて
まじめに仕事をしている人に対して
「あいつはいつも適当なやつだ」と吹聴していた
私は彼がどんどん追い込まれていくのがつらくて
時々こっそり励ましていたつもりだったが
そんな余裕すら彼にはなかったのかもしれない
彼はますます仕事をするようになった
そんな中での出来事だった
王様が倒れて
救急車を呼んだ
王様の家族に連絡を取るために
やむを得ず王様の携帯電話を手に取った
画面を見た瞬間凍り付いた自分がいた
仕事中なのに
休憩時間じゃないのに
王様は彼女に分刻みでメールを送っていた
それもかなりプライベートな
下ネタ満載の
メール送信履歴がそこにはあった
スマホを使い慣れていない私は余計にあせり
電話帳を開くことができなかったので若いスタッフにとりあえず交代してもらった
私は王様に付き添い救急車に乗ることになった
その間彼は他のスタッフと一緒に
王様のことを気遣い
その時できることを一生懸命してくれた
あんなにいじわるされてたのに
この人はちゃんと周りを見てくれる人なんだと
改めて感じて
そしてほっとした
病院で私は王様のご家族に状況を説明し
職場に残っている彼に連絡をした
私が財布を持たずに病院に来たことを察して迎えに来てくれた
車の中で何を話したのかあまり覚えていないけど
今後仕事の流れがどう変わるのかわからない不安と
今彼と二人きりで車に乗っていることの嬉しさが背中合わせになっていて
不謹慎とは知りながらも
その時間が宝物となった
彼はきっと自分がすべきこととして
仕事の一環として行動したにすぎないのだろうが
彼がしばらく王様の餌食になることがないのだと思うと
うれしかった
